[2005.8.16]
No.61
セルフレジ体験記
西村 由香里
先ごろ福岡市内のスーパーが西日本で初めてセルフレジを導入したということで、早速取材に行った。その際、お店のご好意でセルフレジを実際に体験させてもらった。セルフレジとは、文字どおり買物客自らがレジを通し、商品の代金を支払うことができるレジのことで、もちろん私にとって初めての体験で、内心わくわくと胸が躍った。
まずは、買物かごを手に取って店内を見て回り、5品ほど選んだ商品をかごの中に入れて、セルフレジの前に立った。最初だということで、後ろに従業員の方が付いていてくださる。タッチパネルになっている画面上のスタートを押すと、いよいよセルフレジの作動開始である。
買物かごの中から商品のひとつを手に取る。パッケージに付いているバーコードを探し、レジのバーコード読み取り部分に当てる。すると「ピッ」という音と同時に、画面に商品名と金額が映し出される。「なるほど」と、当たり前のことなのに、心がウキウキしてしまった。この作業を繰り返し、最後の商品のバーコードを読み取った後、今度はタッチパネル上の終了ボタンを押し、やや前方にある商品代金の支払い画面に進む。あとは、そこに表示された買い物の合計金額に合わせて入金し、お釣とレシートが自動的に出てくれば終了である。
セルフレジを導入した「ザ・スーパーカンパニー姪浜店」
ウキウキ気分でセルフレジを体験
操作自体は簡単なので特に難しいと思うことはなかった。何度か使って操作を覚えてしまえば全く問題はなさそうだ。しかし、普段の生活で商品パッケージのバーコードの位置は気にしないから、それを探すのに時間がかかった。このことが、買物慣れしていない中高年層の男性には自分で作業することが面倒に感じられるかもしれない。また、お年寄りは機械操作に苦手意識を持っている方も多いだろうから、受け入れは難しいと思われる。
しかし何度か利用して慣れてしまえば、買うものが少ない時や、買物かごの中身を見られたくないような時などは、セルフレジでさっと済ませることができ、非常に便利だ。セルフレジはこれから広まると思う。