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| [2005.8.2] |
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第53回
(株)モビーディック代表取締役社長 井上俊彦氏 |
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| ポストファミレスで全国展開を本格化 |
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8月に株式会社へ移行し製パン部門新設など新たな取り組みも
日本においてドミナント戦略、そして世界へ |
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(株)モビーディックはジャズミュージシャンを目指し、アメリカに単身留学していた井上氏がチェーン店に飽きたらなくなって始めたアメリカンテイスト溢れる飲食店である。井上氏はポストファミレスを標榜。画一化されたチェーン店にはない、個性的な店づくりを行っている。現在は郊外のショッピングセンター(SC)にレストランやフードコートへの出店を進めており、今後も注力していく考えである。この8月には株式会社への移行も果たして体制も変更し、将来的には世界にも打って出ようという井上俊彦社長(=写真)に話を伺った。 |
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――株式会社に移行しました。
井上 私は大学卒業後にアメリカにジャズミューシャンを目指して渡米しました。そこで全国各地を放浪したのですが、なによりもディズニーランドが楽しかったのを覚えています。なによりも自分でディズニーランドをつくってみたいと思いました。それが今のモビーディックの基になっているわけです。私自身はお金に関して執着があるわけではありませんが、最終的に「モビーディック島」という島をつくりたいと考えています。全国展開をして、そのための資金を貯めていこうということです。
――ポストファミレスでの全国展開とは。
井上 私はファミレスのように全国どこでも均一の味とサービスを提供するのが好きではないので、モビーディックではメニューも全店共通のメニューが60%、店舗ごとに変えたメニューが40%としています。今年度内にセントラルキッチンを整備する予定で、また料理のレシピを各店舗から見られるように情報システムを整備するなど、全国展開を可能にするシステムも整えました。やはり鹿児島と大阪など地域により味付けが違うので、それは各店に裁量権を与え、味付けを変えています。マニュアル化する部分と個人に裁量権を与える部分を明確に区分し、まかせる部分は任せるということですね。
――力を入れている部分は。
井上 現在レストランバーやダイニングバーやビュッフェなど5業態を保有しているのですが、一番力を入れているのはSC内のフードコートです。「大正モビーディック」をキーワードにFC業態でやりたいと思います。あとは製パン部門を新たに設けました。今後は自社で天然酵母を使用し健康に配慮したパンを製造し、全店でパンの食べ放題などをやりたいと思いますし、また、ネット販売も考えています。将来的にはモビーズカフェもやりたいですね。
――出店地がバラバラですね。
井上 誘致して頂いた人たちとのつながりによって出店を決めてきた部分が多分にあるため、大阪や九州、広島など各地に出店しているように見えます。よく「モビーディックはドミナント戦略をしないね」と言われますが、私に言わせれば、これだけ広い世界の中で、日本にだけ絞って出店しているのだから、これはドミナント戦略だという訳です。最終的には必ず世界に出て行きます。とりあえずは今後3年間で直営店30店、FC店10店を出店し、売上高35億円を目指しています。 |
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| モビーディックのレストランタイプの外観 |
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| 楽しさ溢れるモビーディックの内観 |
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| (聞き手 大西譲治記者) |
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▼(株)モビーディック
大阪市北区中津3-29-35オーブラン中津101 TEL.06-6292-7789
http://moby-dick.co.jp/
設立1998年8月、資本金1000万円、代表取締役社長 井上俊彦氏 |
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